丸久小山園の歴史
丸久小山園は江戸時代の元禄年間(1688~1704年)に園祖 小山久次郎(こやまきゅうじろう)が京都府宇治市小倉町に茶の栽培と製造を手がけたのが始まりです。
以来、代々にわたり宇治茶の伝統と品質の改善に努め、四代後には茶の販売も手がけるようになりました。その後明治に入り、八代目を継いだ元次郎(もとじろう)は、「品質本位の茶づくり」を更に推し進め、現在に至ります。
もともとの社名は「丸久小山元次郎商店」といい、八代目の名前を取ったものです。
1960年代には、現在とほぼ同じロゴマークを用いて商品を販売し、また、茶会の場で「『お詰(抹茶の製造元)』は丸久小山園でございます」と紹介されるようになり、呼び名としても広く定着していました。
このことから、1995年に現社名である「丸久小山園(まるきゅうこやまえん)」へと変更されました。

ちなみに「小山園」という呼称はよくお茶に親まれる方々に呼ばれておりますが、
弊社の屋号(識別するための称号)は「丸久」ですので、「丸久(まるきゅう)小山園」で分別しています。
ロゴマークの「久」の字は、園祖 久次郎の名から。「永久」や「久遠」のように永続性を感じる漢字です。
それを囲む円相のような「丸」。円相は、文字や言葉で表現し尽くせない絶対的で円満なる真理や悟りをあえて丸い円で表現したもので、茶道と深い関わりのある禅宗でよく見受けられます。

高品質な茶の追求
弊園は全国茶品評会で何度も最優秀賞の「農林水産大臣賞」を受賞しており、「品質本位の茶づくり」を志しております。全国有名社寺・茶道宗家のご用達として勤めております。また、全国茶小売店・茶道具店、グルメスーパー、食品メーカー等に供給しております。
私たちは風味が優れ、しかも安全でお客様に安心と納得をしていただけるお茶づくりの継続的な改善に徹し、お客様の心の安らぎと健康に貢献します。